「起業前にやっておいた方が良いことって何だろう?」
こんにちは、榊原です。
いきなりですが、私は現在41歳、これまで3度の起業を経験しました。
1度目は26歳の時、かき氷の移動販売業でした。その後ピザの移動販売も開始。
しかし、借金作って、見事に夢破れ失敗しました。
2度目は28歳の時、行政書士事務所です。こちらは現在、行政書士を雇用して経営しています。
13年目ですが、ここまで来るのに非常に苦労しましたが、お陰様で今は良い感じです。
3度目は38歳の時、このSATURDAYSの運営母体でもありますマーケティング企画会社「株式会社FPJ」を起ち上げました。
この3度の起業物語を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください→「史上最低の起業物語」
そんな経験から思う事があります。
「出来るコトは起業前からやる」
実は、起業前から出来るコトって意外とたくさんあります。
でも、ほとんどの人が起業してから準備を始めてしまいます。
これは誰もが経験することですが、起業すると、あっという間にお金が減っていきます。
もう一度言います。
あっ、という間です。
もし、あなたに準備期間があるとすれば
「起業してからやろう」ではなく、「起業前に出来るコトはやる!」
今回の記事では、起業で苦労した経験から言える「やっときゃよかった~!!」
をランキング形式でお伝えします。
では、早速いっちゃいましょう!
第10位!「資金調達の方法を学ぶ」
資金調達にもさまざまあります。銀行や信用金庫、公庫、行政からの補助金・助成金、家族から借りる、消費者金融、出資・・・、とりあえずは、これらの方法、メリットデメリットを勉強しよう。
第9位!「ブログやSNSを始める」
起業してから始める?遅いです。早くからやらない理由は無いです。一人でも多くの見込み客を集めておくことは、事業のスタートダッシュに大きな好影響をもたらします。
第8位!「起業準備中名刺を作って配る」
SNSと同じで、やらない理由は無いです。副業禁止などの社内規定がある場合は難しいかもしれませんが、出来る環境なのにやらないとしたら、失敗する確率、苦労する確率を、自らダブルで上げていると思って間違いなし!!
第7位!「市場・競合を調査する」
今から参入するマーケットは一体どんな状況か?今後どのように変化していくのか?ポジティブかネガティブか?競合は?真向勝負で勝てるか?競合がいないニッチな市場はどこか?
勝てる分野を見つけて、旗を立てる。ポジショニングが大事です。
第6位!「販売設計図を作る」
売ったら終わりのビジネスをする人が居ますが、それはいつか疲弊して力尽きます。しんどいビジネスになります。Aという商品を売ったらBを売る。Bを売ったらCを売る。更にCを売ったらDを売って最終はEを売る。単発ではなく、販売をつながりのある仕組みにしていくことが大切です。
第5位!「お金の流れを学び、収支計画を作る」
経営者こそ、お金の流れついて学びましょう。
お金とは信用であり、価値との交換ですね。自分が支払ったお金がどのように社会を回っていくのか?それが自分にどのように影響を与えるか?
そして、最低限「資金繰り表」をつける事。これから始めてみると良いでしょう。
第4位!「経営者のリアル話を聞く」
これも、かなりお勧めします。しかも、出来る限り多くの人の話を聞くことをオススメします。実際に経営をしている人の話から学べることは、本を読んだり想像しているのとは、けた違いに学びになります。どんな点で苦労したか?どうすればよかったと感じているか?起業してどう感じているか?是非、リアルな起業話を聞いてみてください。こちらで、起業家のリアルな話も聞けますよ。「33人の起業物語」
第3位!!「マーケティングを学ぶ」
ベスト3の発表です。
マーケティングを学ぶ。いくら良い商品やサービスを持っていても、顧客がいなければそれはなんの意味もありません。
事業の核は「顧客」です。
その核である顧客を獲得するスキルがマーケティングです。
これが無ければ、事業に維持発展は非常に厳しいものなるでしょう。
第2位!!「儲かるビジネスモデルを学び、選択する」
例えば、一度売ったら終わり、毎日毎月新しい顧客を探し続けるようなビジネスモデルと、税理士のような一度契約すれば毎月決まった金額が入ってくるビジネスモデル。どちらか選べるとしたら、どちらを選びますか?ほとんどが、後者でしょう。「でもウチの場合は、売り続けるしかないから・・・」そう諦めるのではなく、自分のビジネスでも「どうすれば強いビジネスモデルを導入できるか?」を考える。そのために、ビジネスモデルについて学ぶのは、起業前にやるべきとても重要な事です。
第1位!!!「自分の強みを把握する」
さ~、ついに来ました第1位!!
事業は、強みでしか生き残れない。これは、ビジネスの世界で勝つ秘訣です。
しかし、実際に自分の強みを把握し、更に活かしながらビジネスをしている起業家はほとんどいません。
強みを見つける方法はたくさんあります。
診断ツールを使ったり、自分の好きと得意を分析したり、短所から考える方法など。
そんな中で、オススメなのがアメリカのマーケッター、リッチ・シェフレンが提唱する考え方です。
強み=才能×経験×教育×スキル
そして、この強みを軸にしたビジネスを構築していくこと。
とても重要です。
強みで戦うとは、単純に言えば、右利きの人が、右手で箸を持つということです。
左手で箸を持っていては、なかなか上手くいきません。
あなたの強みを見つけることは、簡単ではありません。
しかし、見つけなければ苦しい起業家人生を送る可能性が高くなります。
まずは、自分自身の強みを見つけること。そして、それを生かせるビジネスを構築する事。
これが、起業前にやるべき第一位です。
いかがでしたか?
正直、順位はあまり関係ないかもしれません。笑
どれもやるべきです。
もし、既に起業しているけど、やっていないなら今からやるべきです。
【追伸】
起業すれば、必ずどこかで苦労します。しかし、準備さや勉強さえしておけば、しなくてもいい苦労があります。
そんな中でも、3位から1位は、本当に、絶対に起業前にやるべきです。
やってる人ほとんど見たことありませんが。
でも、やった人はくだらないことで止まったり悩んだりせず、夢の実現に向かって走っていきます。
やらない理由はないですね。